自由ITサービス一覧

自由ソフトウェアをサーバーに導入し，無償かつ非営利で公衆の利用に供しているもの（私は，「自由ITサービス」と呼んでいる）を一覧した。

留意事項

• 私は，この一覧表の正確性，完全性などについていっさい責任を負わない。
• 私は，これらのサービスの利便性，継続性，安全性，合法性，プライバシー保護などについていっさい責任を負わない。
• 自由ITサービスのほとんどは，利用するにあたって英語を理解できなくてはならない。
• 一極集中は回避できるが，安全性については結局のところ，大手企業（Google，Zoom，Twitterなど）と，非営利活動家（を名乗る個人や団体）のどちらを信頼するか，という問題になる
• 運営者が，利用者の情報を窃用したり，転売したり，国家や国際機関に開示したりするかもしれない。万が一にでも漏洩してはならない，という情報は預けないほうがいい。
• たとえ運営者に悪意がなくても，サーバー設定の誤りやクラッキングなどによって情報が流出するかもしれない。
• 自由ITサービスの多くは，サーバー設置国の法律に反する活動（麻薬取引など）や憎悪表現ヘイトスピーチに利用することを禁じている。
• 自由ITサービスの多くは，個人あるいは小規模な団体が運営している。サービスを運営するにあたっては，設定や管理の手間がかかる。サーバは土地も占有するし電力も消費する。対価を求めない以上，利用目的を限定していることが多い。
• 自身の所有する機器上で動作させるのが，もっとも安全である。

凡例，編集方針

• 利用にあたって対価（金銭など）を要求せず，かつ，広告をつけずに運営されているもののみを掲載した。
  • 誤解をまねかないように付記すると，私は自由ソフトウェアを利用して商業サービスを運営することを否定しているわけではない。サーバー上で動作するサービス（ビデオ会議，SNS，電子メール，検索など）が対価を求めることは正当だと思っている。
• 個人の属性（国籍や性別など）や思想によって利用の可否を決めないもののみを掲載した。
  • ただし，自由ITサービスの多くが，諸法規を遵守するために利用できる年齢の下限（おおむね16歳から18歳）を定めているため，年齢については下限のみがあり，かつ，その下限が20歳以下であるもののみ掲載した。
  • サービスの全部または一部に，利用目的を限っている（個人利用に限る，非営利利用に限る，など）ものも多い。こういったサービスも掲載した。
  • サービスによっては，そのサービスを介して特定の思想を表明したり，その思想に基づいた活動に利用したりすることを禁じている場合がある（○○主義者の集まりのメーリングリストはホストしない，など）。この場合，その思想を単に有しているだけでは排除されない（例：○○主義者であっても，○○主義とは無関係の会議にJitsiMeetを使うことは許容される）もののみを掲載した。
• 掲載順序は，更新日順である。同一更新日における順序は，順不同である。
• サービス名，または利用しているソフトウェア名に，当該役務を受けられるURLをリンクさせた。
• サービス名がなく利用しているソフトウェア名が分からない，もしくは当該役務を受けられるURLが明確でない場合，たんに有と記した。
• 上記にかかわらず，運営者による個別の認証を受ける必要がある場合は，手動認証と記した。この場合，利用の可否は運営者が判断するため，すぐに利用できるわけではない。
• その役務を受けられない，または受けられるか明確でない場合は，空欄とした。
• 従来からの利用者が継続して受けることができても，新規にその役務を受けられない（つまり，新規登録ができない）場合は，受けられないものとしてあつかい空欄とした。

一覧表

権利情報

この作品「自由ITサービス一覧」について著作権を放棄し，パブリックドメインとする。