笠井闘志 個人ウェブサイト

ディストリビュションの移行にともない,GnuPGの暗号鍵が破損した可能性があります。バックアップからの復元をこころみますので,しばらくお待ちください。



ウェブサイトから収益を得ようとしない理由

ウェブサイトで収益を得る方法のうち,倫理的な条件を満足するものは,ただ一つ──現金または暗号通貨を払って読める有料記事──を除いて,見つかりません。

世のなかには,取引されるべきでないこと,カネがからむべきでないことがあります──そして,インターネットも原則として,カネがからむべきではありません(接続事業やホスティング・サービス,VPSは除きます)。

インターネットは科学であり,言論であり,そして政治にも関係します。科学がカネをもとめれば,依存性の高い薬や,人の心を遠隔操作できる機械などを開発することになります。カネのための言論は悪口雑言であり,言論空間を汚染して破壊します。隣国との問題にかんする論述をもとめて書店に行ったとき,吐き気をもよおすほどの暴言が棚を埋め尽くしていたら,どうなるでしょうか。隣国当局の不誠実な態度を冷静に批判する論述は,あふれる暴言にまぎれてたどりつけないでしょう。
政治+カネ=汚職。2+2=4より簡単な計算ですね。科学,言論,政治のいずれをとっても,カネに動かされてはいけません。

なぜ広告を取りのぞいたのですか?

広告は商品やサービスの消費をうながします。しかしそれがほんとうに必要なものではない場合,資源や労力を不必要なことのためについやしてしまうことになります。それは貧困や搾取などの構造的暴力,および環境破壊に加担することを意味します。
また,広告を見た方が確実に商品を買ってくれるとはかぎりません。買ってくれた場合でも,ほんとうに必要な商品であることはごくまれです。そんな低い確率のためにたくさんのトラフィックをひきおこし,多くのデータ量を回線に流すというのは,もったいないことです。

また,広告は読者のプライバシーを侵害します。

なぜBrave Rewardsによる収益化をやめたのですか?

Brave Rewardsの仕組みは,結局のところ,Braveへの一極集中をうながすように思われたからです。もしBraveが改悪──ソフトウェアが不自由なものになる,言論統制をはじめるなど──したばあいでも,そこから収益を得ているとしたら,しりぞくことは容易ではありません。

ブログで食べていきたくはないのですか?

一時期はたしかに,ブログなどからの収益で生活することを夢見ました。しかし,私にとっての「好きなこと」や「やりたいこと」は,かならずしも収益につながることではないのです。市場はそんなに甘いものではありません。
収益のためのブログと著述や発信のためのブログ,2つ用意すればブログで食べることもできたでしょう。しかし,それはあまりにも管理が煩雑で不安定です。長期的にみて,収益を得るための活動は,ブログ以外にしたほうがいいと結論づけました。

なぜ,有料記事を売らないのですか?

私の記事は有料で購読するほどの品質ではありません。しかも,有料記事を売るシステムを構築するだけの技術力を持っていません。


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