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田島翔吾は、幼いころから病気をかかえ、入院していた。外出は許されず、図書室の蔵書は少ない。心の奥でいだいていた不信感が、具体的な形を帯びはじめる。
国じゅうの交通と物流の拠点、中央駅。ある日、ひとりの旅客が中央駅で不審物を発見する。中央駅を恐怖がのみこむ!
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2022年の暮れ,中学校三年生の田邊仁志は,通信制高校生の姉,田邊いずみとともに平和な日常を送っていた。しかし,田邊いずみがスクーリングのため新潟に行くと,大雪で交通機関が止まってしまう。
生活消費財を配り,仕事を与える「政府」。長野では高校の入学試験が中止され,銀行はすべて閉鎖。一方,東京では,おのおの欲望のままに行動して秩序が失われている──この不可解な現象に隠された背景とは・・・
主人公の久下沼陽向は,高校時代に参加したインターンシップで言語省にあこがれを抱き,出版社を経て言語省に就職する。
言語省は官製の辞典を作っていた。久下沼陽向は官製辞典から『数奇』という語句が消されていることに気づく。
確かめてみると,他の語句も消えていた・・・